香を焚く奇習

 当神社では神前で香を焚き、お灯明を点ずる珍しい慣わしがあります。
 これは、武士が出陣に臨んで当社に詣で、武運長久を祈念するとともに、兜に香を焚きしめて勇ましく出陣した故事にのっとったものです。

香炉舎

香炉舎

灯明舎

灯明舎

授与所

授与所

ご神殿廻り

 当神社では、神殿を願掛けする人の年齢(数え年)分の回数を廻れば願いが叶うという言い伝えがあります(お百度参りと同じです)。 数え年は、祈願竹置き場の前面に掲示してある「年齢干支早見表」で確認できます。なお、ご神殿廻りは必ずしも必要というわけではありません。

神殿廻り
ご神殿
祈願竹
摩り願い石
摩りダルマ様
時計回りに廻ります
神殿廻り


●竹(祈願竹)を持たれて廻られる方がいらっしゃいますが、廻る数を間違わないようにするためのものです。 一廻り毎に一本、竹を祈願竹箱に戻します。正しい数を廻れるのであれば竹をお持ちいただく必要はありません
●竹(祈願竹)は祈願竹箱のものを利用ください(祈願竹箱の右上に袋を準備しております、必要に応じて利用ください)
●ご自分で準備される場合は長さ約 25 センチ、幅 2 センチ程度の大きさで準備ください。奉納の際は社務所に連絡いただく必要はありませんが、 状況に応じて祈祷後処分させていただく場合があります
●ご体調、ご都合に応じて廻る回数は変更してもかまいません
●ご神殿廻りの際に、「摩り願い石」や「摩りダルマ様」をひと撫でいただくこともお勧めします

 ●ご神殿の背面をノックすることは作法に反します
 ●混雑、天候などによりご神殿廻りをご遠慮いただく場合がございます

摩り願い石(なずり願い石)

擦り願い石 写真

なで石

 石の側面には、「一願成就」「病気平癒」「開運厄除」「家内安全」「商売繁盛」「受験合格」が刻まれており、 自分の祈念する思いの文字の上(石の頭部)をひと撫でして下さい。
※文字は石に直接刻み込んであり角で手が傷つく恐れがありますので、文字に直接触れないでください。

摩りダルマ様(なずりダルマ様)

摩りダルマ様 写真

摩りダルマ様

 壁に向かって九年間座禅して悟りを開かれた「だるま大師」様に触れ、その偉業にならって祈願してください。

千羽鶴の奉納についてのお願い

千羽鶴 写真

 千羽鶴は、祝福の気持ちを表したり、幸福を求めたり、病気平癒などの願いの気持ちを込め神社などに奉納されています。折鶴は 1000 羽である必要はありません。 奉納される場合は社務所にお申し出ください。お名前と奉納日(年月日)を記入する付札をお渡ししますので千羽鶴につけて奉納してください。 奉納いただいた千羽鶴は付札の日付に基づき翌年度の一願祭等で祈祷し護摩木と共に焚き上げさせていただきます。千羽鶴を奉納に使う器具は社務所に準備しています。